動画編集に必要なもの3選とあると便利な機材4点を初心者向けに解説

動画編集に必要なもの3選とあると便利な機材4点を初心者向けに解説

「動画編集に必要なものって何だろう?」という疑問に答える記事です。
この記事でわかることは以下のとおりです。

  • 動画編集に必要な必須アイテム3選

  • あると便利な動画編集の機材4選

  • 動画撮影もする場合に揃えたい機材4選

動画編集を始めるには、パソコン・動画編集ソフト・インターネット回線の3つを用意すれば大丈夫です。
この3つが揃えば、すぐに動画編集をスタートできます。

とはいえ「具体的にどういうパソコンとか動画編集ソフトがいいかわからない…」と迷ってしまいますよね?
この記事を読むことで、動画編集に必要なものが一目でわかり、スムーズに作業環境を整えられます。

副業として動画編集を始めたい方は、最後まで読んでみてください。

動画編集に必要なもの3選

動画編集を始めるには、専用の機材やソフトを用意する必要があります。
まず揃えておきたい必須アイテムは以下の3つです。

  • パソコン

  • 動画編集ソフト

  • インターネット回線

1つずつ解説します。

①パソコン

作業をスムーズに進めるには、動画編集に適したスペックのパソコンが必要です。
スペックが低いパソコンを使うと、編集ソフトが重くなり書き出し時間が長引きます。

推奨スペックは以下のとおりです。

項目

最小必要スペック

推奨スペック

CPU

Intel Core i5 / AMD Ryzen 5以上

Intel Core i7以上 / AMD Ryzen 7以上

メモリ

8GB

32GB以上(4K編集時)

GPU(映像処理専用の機能)

4GB VRAM以上

8GB VRAM以上(4K編集時)

ストレージ

256GB SSD

512GB〜1TB以上 SSD

ディスプレイ

1920×1080(フルHD)

1920×1080以上

OS

Windows 11またはmacOS 14以降

最新版OS

フルHD(1080p)の編集であれば最小スペックでも対応できますが、仕事として続けるなら推奨スペックを目安にしてください。

4K編集を予定している場合は、メモリ32GB以上・GPU 8GB VRAM以上を選びましょう。

②動画編集ソフト

動画編集ソフトは使うOSや編集スタイルによって適しているものが変わります。
無料のものから月額制までさまざまですが、まずは代表的な3種類を押さえておきましょう。

各ソフトの特徴は以下のとおりです。

仕事として取り組む場合は、チュートリアルや情報量が豊富なAdobe Premiereから始めるのが無難です。
Adobe Premiereで対応する動画編集案件が多いので、迷ったら「Adobe Premiere」がおすすめです。

ちなみに、クラウドワークス アカデミーでは「Premiere動画編集講座」があるので、Premiereの操作方法を勉強したい方は活用してみてください。

また、無料で使えるDaVinci Resolveも機能は充実しているので、費用を抑えたい方には良いでしょう。

③インターネット回線

大容量の動画ファイルを扱う動画編集では、インターネット回線の速度が作業効率に影響します。

用途別の推奨回線スペックは以下のとおりです。

用途

ダウンロード速度

アップロード速度

1080p編集

50Mbps以上

20Mbps以上

4K編集

100Mbps以上

50Mbps以上

8K/RAW編集

300Mbps以上

100Mbps以上

ライブ配信

50Mbps以上

30Mbps以上

クラウド共同編集

100Mbps以上

50Mbps以上

フルHD編集はダウンロード50Mbps以上、4K編集には100Mbps以上が目安です。

回線タイプ別のメリット・デメリットは以下のとおりです。

動画編集のメイン回線には、速度・安定性ともに優れた光回線(ファイバー)が適しています。
ポケットWi-Fiはデータ容量の制限があるため、メインの回線としては向きません。

光回線を契約してから作業環境を整えるのがおすすめです。

あると便利な動画編集の機材4選

必須アイテムを揃えたあとは、作業効率をさらに上げる機材を検討しましょう。
なくても編集はできますが、以下の4つがあると快適に作業できます。

  • データ保存に使う外付けSSD

  • 作業効率を高めるサブモニター

  • 音ズレを防ぐ有線イヤホン

  • 編集スピードを上げるショートカット対応マウス

こちらも1つずつ解説していきます。

データ保存に使う外付けSSD

外付けSSDは、動画素材や編集済みファイルを保存するためのストレージです。
動画ファイルはサイズが大きく、パソコン内蔵のストレージだけではすぐに容量が不足しやすいので、パソコンの容量が小さい方は検討してみてください。

推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

容量

・1TB〜2TB(フルHD編集)
・2TB〜4TB(4K編集)

4K素材はデータ容量が大きいため余裕をもって選ぶ

読み込み速度

1,000MB/s以上

大容量動画ファイルのプレビューがスムーズ

書き込み速度

1,000MB/s以上

編集後の書き出しが高速

インターフェース

USB 3.2 Gen 2以上・Thunderbolt 3/4またはUSB4対応が理想

転送速度が向上

耐衝撃性

防滴・耐衝撃機能付き

外出先での作業に安心

放熱性能

放熱性が高いモデル

長時間作業での安定性確保

フルHD編集であれば1TB〜2TB、4K編集を予定しているなら2TB以上を選んでください。

作業効率を高めるサブモニター

サブモニターを追加すると、1台のパソコンで2画面を使った作業ができます。

動画編集では、タイムライン・プレビュー画面・素材フォルダを同時に開くことが多いので、サブモニターがあると仕事をしやすいです。

推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

画面サイズ

27インチ以上

作業領域の広さと視認性のバランス

解像度

4K(3840×2160)

フルHDの4倍の作業領域。タイムライン表示に最適

パネルタイプ

IPS(どこから見ても綺麗な液晶パネル)

視野角が広く、色の均一性が高い

色域カバー率

sRGB(色の再現範囲の規格)99%以上

正確な色再現が可能

応答速度

5ms以下

映像の遷移がスムーズ

表面処理

ノングレア(非光沢)

長時間作業での目の疲れ軽減

接続端子

USB-C(給電付き)

ノートPCとの接続が簡単

メイン画面にタイムラインとプレビューを表示し、サブ画面に素材フォルダやテロップ設定パネルを出しておくと、作業の流れが止まりません。

音ズレを防ぐ有線イヤホン

動画編集では、BGMの音量調整や効果音のタイミング確認など、音を細かくチェックする場面があります。

Bluetoothイヤホンはわずかな遅延が生じることがあるため、映像と音のタイミングがずれて聞こえることがあります。
PremiereやDaVinci Resolveなどの主要な編集ソフトには、Bluetoothの遅延を補正できる機能がありますが、有線イヤホンを使うことで編集ミスを減らせるでしょう。

選ぶ際の推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

接続方式

有線(3.5mmステレオミニプラグ)

ワイヤレスの遅延がないため音ズレなし

音質特性

フラット(原音に忠実)

低音・高音の歪みがなく、正確な音確認が可能

ドライバー

ダイナミック型またはバランスドアーマチュア型

解像度が高く、微細な音も聞き取れる

周波数特性

20Hz〜20kHz以上

広帯域の音を再現

装着感

人間工学に基づいた形状

長時間作業でも疲れにくい

ケーブル

着脱可能(リケーブル対応)

ケーブル交換で長期使用可能

カット編集で台詞の切れ目を探すときや、BGMのビートに合わせてカットを入れるときは、有線イヤホンで確認してください。

編集スピードを上げるショートカット対応マウス

動画編集ソフトにはカット・再生・書き出しなどのショートカットキーが多く、マウスに登録できるとキーボードから手を離す回数が減って便利です。

ショートカット対応マウスの推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

ボタン数

5〜8個以上

ショートカットキーを割り当て可能

追加ボタン

サイドボタン・プログラマブルボタン

親指で操作できるサイドボタンが便利

DPI調整(マウスの感度の変更)

調整可能(800〜3200DPI以上)

細かな微調整が必要な作業に対応

接続方式

有線またはワイヤレス

有線は低遅延、ワイヤレスは作業スペース確保

エルゴノミクス(疲れにくさを考慮した設計)

手首に負担をかけない形状

長時間作業での疲労軽減

スクロール機能

高精度スクロールホイール

タイムラインの高速移動に便利

例えば、サイドボタンに「カット」「再生」「取り消し」を登録しておけば、左手をキーボードに置いたまま作業を続けられます。

動画撮影もするなら追加で揃えたい機材4選

動画編集と並行して撮影もする場合は、追加で機材を揃える必要があります。
撮影クオリティが上がると、編集の仕上がりも良くなるでしょう。

撮影で揃えておきたい機材は以下の4つです。

  1. 動画撮影に適したカメラ

  2. 手ブレを防ぐ三脚

  3. 映像を明るくする照明

  4. 撮影現場でのクリアな音声を録るカメラマイク

こちらも1つずつ解説していきます。

動画撮影に適したカメラ

撮影用カメラは、スマートフォンよりも解像度・暗所性能・レンズ交換の自由度が高く、映像クオリティが良いです。

カメラの推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

センサーサイズ

フルサイズまたはAPS-C

暗所撮影での画質向上のため、大きいサイズが推奨

画素数

830万画素以上

4K動画撮影には約830万画素あれば十分

解像度

4K(3840×2160)

将来的な利用も見据え、4K対応モデルを推奨

フレームレート(1秒間の画像の枚数)

・24fps(映画風)
・60fps(スポーツ・アクション)
・120fps(スローモーション)

用途に応じて選択

手ブレ補正

5軸ボディ内手ブレ補正・レンズ内手ブレ補正との併用

安定した撮影が可能

オートフォーカス

動体追従AF・瞳AF機能搭載

被写体にピントを自動で合わせ続ける

音声

外部マイク端子・ヘッドフォン端子付き

用途に応じた最適なマイクを使用可能

重量

400g以下(コンパクトモデル)

長時間の撮影でも疲れにくい

初めてカメラを選ぶ場合は、操作が直感的でコストパフォーマンスが高いミラーレス一眼がおすすめです。

4K対応モデルを選べば、将来的な案件にも対応しやすくなります。

手ブレを防ぐ三脚

三脚は、カメラを固定して手ブレのない映像を撮るための機材です。
手持ち撮影では、どれだけ気をつけても細かなブレが映像に入ってしまうため、三脚があると良いでしょう。

三脚の推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

雲台タイプ

油圧式(フルードシステム)

滑らかなパン・チルト操作が可能

脚の素材

アルミ合金またはカーボン

カーボンは軽量で高い剛性をもつ

全高

150cm以上

立ったままの撮影に対応

耐荷重

使用カメラ重量の2倍以上

安定した設置のため

スプレッダー(三脚の脚を繋ぐ棒)

付属しているモデル

脚のねじれを防ぎ、安定性向上

クイックシュー(カメラの着脱が簡単)

標準装備

カメラの着脱がスムーズ

水平器

付属しているモデル

水平な設置を確認しやすい

屋外での撮影が多い場合は、軽量なカーボン素材のモデルを選ぶと、持ち運びが楽になります。

映像を明るくする照明

照明があると、撮影環境の明るさを整えて映像のクオリティが上がります。
自然光だけで撮影すると、天気・時間帯・室内環境によって明るさが安定しません。

照明の推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

明るさ(光量)

・小規模撮影:18,000lux以上
・商用撮影:58,000lux以上

用途に応じて選択

色温度

5600K固定(デイライト/昼光色)または2800K〜6500K可変式

可変式は環境や演出に合わせて調整可能

演色評価数(CRI)

95以上

太陽光に近い正確な色再現性

カラータイプ

・デイライト(d)
・バイカラー(x)
・マルチカラー(c)

用途に応じて選択

重量

・ポータブル:770g以下
・スタジオ用:1.5kg程度

移動の多さに応じて選択

出力方式

COBタイプまたはパネルタイプ

COBは光量が強く、パネルは柔らかい光

顔出しのトーク動画をメインで撮るなら、手軽に導入できるリングライトから始めると良いでしょう。

撮影現場でのクリアな音声を録るカメラマイク

カメラ内蔵のマイクは周囲の雑音も拾いやすく、音声クオリティが低くなりがちです。
外付けのカメラマイクを使えば、話者の声をクリアに録音できます。

マイクの推奨スペックは以下のとおりです。

項目

推奨スペック

備考

指向性

単一指向性(スーパーカーディオイド)または無指向性

インタビューなど特定の音声を狙う場合は単一指向性

電源方式

電池式(単3電池など)

プラグインパワーよりノイズが少ない

周波数特性

フラット(原音に忠実)

低音・高音の歪みがなく、正確な音確認が可能

機能性

ローカットフィルター・感度切り替えスイッチ

環境音を遮断、感度調整が可能

利便性

カメラと連動してON/OFFする機能

誤操作やバッテリー切れを防止

接続端子

3.5mmステレオミニプラグ / XLR端子(プロ向け)

将来的な拡張性を考慮

ショックマウント

付属しているモデル

振動音を軽減

屋外インタビューや顔出しトーク動画には、正面の音を拾いやすいショットガンマイクが適しています。
室内での1人撮影では、ピンマイクが良いでしょう。

動画編集に関するよくある質問

最後に、動画編集に関してよくある質問に答えていきます。

動画編集に必要なものを揃える初期費用の目安は?

動画編集の初期費用は、パソコンをすでにもっていたり、インターネット回線がすでにあったりするかどうかで変わります。

主なアイテムの費用目安は以下のとおりです。

アイテム

費用目安

パソコン(新規購入の場合)

8万〜20万円程度

動画編集ソフト(Adobe Premiere)

月額約3,280円〜

インターネット回線(光回線)

月額約4,000〜6,000円程度

外付けSSD(1TB)

1.6万〜3万円程度

有線イヤホン

2,000〜5,000円程度

パソコンとインターネット回線がすでにある場合、動画編集ソフトだけで始められるため、初期費用を抑えられます。
動画編集ソフトは無料版のDaVinci Resolveを使えば、ソフト費用をゼロにできます。

ただし、Adobe Premiereを使う動画編集の案件も多いため、本格的に収益化したい場合はAdobe Premiereも検討してください。

スマートフォンだけで動画編集の仕事はできますか?

スマートフォンだけで動画編集の仕事をするのは、現実的ではありません。
スマートフォン向けの編集アプリは機能が限られており、テロップデザインの細かい調整・カラーグレーディング・複数トラックの同時編集などに対応しにくいためです。

また、クライアントからの納品形式がPC向けのプロジェクトファイルである場合、スマートフォンでは対応できないでしょう。

仕事として継続的に取り組むなら、パソコン購入を検討してください。

動画編集はノートパソコンでもできますか?

ノートパソコンでも動画編集はできます。
ただし、スペックが不足していると編集ソフトの動作が重くなり、書き出し時間が長くなるため、ノートパソコンを選ぶ際はスペックの確認が必要です。

ノートパソコンで動画編集をする際の確認ポイントは以下のとおりです。

項目

フルHD編集

4K編集

CPU

Intel Core i7以上 / AMD Ryzen 7以上

Intel Core i7以上 / AMD Ryzen 7以上

メモリ

16GB以上

32GB以上

ストレージ

SSD 512GB以上

SSD 1TB以上

GPU

4GB VRAM以上

8GB VRAM以上

持ち運びができる点はノートパソコンの強みです。
カフェや外出先でも作業できるため、働く場所を選ばない動画編集者に向いています。

フルHD編集をメインに始める場合は、上記のスペックを満たすノートパソコンで対応できます。

まとめ|動画編集に必要なものを揃えよう

さっそく動画編集に必要なものを揃えていきましょう。
もう一度、動画編集に最低限必要なものをまとめておきます。

  1. パソコン

  2. 動画編集ソフト

  3. インターネット回線

ちなみに、クラウドワークス アカデミーでは「個別無料相談会」を実施しています。
「動画編集ソフトはどれを選べばいいか迷う…」「動画編集の仕事で収益化できるか不安…」といった相談に、プロの動画編集者が無料で相談にのっています。

動画編集の仕事を始める際の不安を解消できるので、気軽に相談してみてください。

この記事が、あなたの動画編集デビューの参考になればうれしいです!

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